50代からのローダウン挑戦!

還暦を越えたオヤジがハイレブ習得を目指しています。 ハイスコア:277、ハイシリーズ:724ですが、いずれもオールドスタイル時のものです。 ハイレブでの300を目標としています!

超久しぶりの更新です。
相変わらず習得できず、試行錯誤の繰り返しで、最近はレーンキャッチャーの軽いボール1個だけで練習しています。

実は昨年11月から車が無くなり、交通便の良いセンターに電車で通っています。
そのセンターに行くと、いつも1番レーンで投げている若者(30歳前後?)がいます。

相撲取りみたいな体型で、私の2倍くらいの太い腕ですが、メカテクを着けて小さいバックスイングで”ヒョイ投げ”しています。
右側の残りピンも1投目と同じ投げ方で曲げて取ろうとしており、よくミスをしています。

先日のことですが、マイボウラーレーンが空いておらず、しばらく一般レーンで練習していたのですが、空いたので移動させてもらいました。
その子の隣です。

しばらく投げていたら、その子がぼそっとつぶやきました。
「レイアウトが悪いから曲がらんのや」
それを聞いた私は、一瞬ムカっとしましたが、親子ほど年下の子供と喧嘩してもつまらないので、そこはぐっとこらえ、「いやいや、投げ方や。」と言いました。
そしたらそいつは「違う」と言い張ります。
私は、「これはレーンキャッチャーやし・・・」
そいつ「レーンキャッチャーでもレイアウトを変えたらもっと曲がる」
私、「ドリルも無料でラウンドワンで開けてもらったから、メジャーシート通りに開いているか分らん。」と言いました。
そして、前より曲がるように投げ、「曲げたら曲がるよ。」「今はいろんな投げ方を試している。」と言いました。

確かに、その子の言うように、ドリル・レイアウトによって少しはボールの動きが変わることくらい知っているし、実際にいろいろなレイアウトも試しています。
しかし、曲がりを左右する一番の要素は、回転数と回転方向とスピードであり、2番目にレーンコンディションで、その次にボールの表面素材と粗さであり、その次がレイアウトであってごく僅かな影響割合です。
ちょっと勉強すればすぐに分ることです。

私はそいつに、「どこでドリルしてもらってんの?」と聞いたら、「プロや」というので、
「どこの所属のプロか?」と聞いたら、「どこにも所属してへん」。
「自分のメジャーシート持ってるのか?」と聞いたら、そのプロに任せているようで、持っていない様子でした。

その子が明らかに知ったかぶりで言っていることの矛盾を追及することはできましたが、
ばからしいので、もうそれ以上その子とは話しませんでした。

どうもそいつは”教えたがり”みたいで、前にも数レーン離れて投げていたオバさん連中にも、わざわざそこに行ってアドバイスしていました。

<ここから先は私の心の声です>
「3流プロからの受け売りの中途半端な知識をふりかざして、頼まれもしない人におせっかいすんな!」
「他人に教えたかったら、とりあえずメカテクは外して投げれるようになれ!」
「4000円のボールでもレイアウトで曲がるのなら、なんで何万円もする高いボール買うねん?」
<以上私の心の声>

確かに曲がりを求めてロ-ダウンの練習をしている訳ですが、「どんなぶさいくな投げ方でもいいから曲げたい」とは思っておらず、いろいろなリリースを試し、回転の様子を確認しながら練習をしているのであって、
たとえ相手がプロであっても、メカテクを着けてる人に教えを請う気はさらさら無く、ましてやへたくそなデブ・メカ若造にアドバイスしてほしいなどとは、2万%思っていない。

本当に迷惑で失礼なヤツに腹立ちました。

私がマイボウラーになった頃は、リスタイを着けたいわゆる”ストローカー”でした。
(今でもストローカーを脱していないかも?)

リスタイは2~3年で外しましたが、私のベスト・スコアが出た時は、いわゆる”オールドスタイル”で投げていた頃です。(もう何年も更新していない)

ボウリングで安定してハイスコアを打つためには、コントロールが一番重要だと思います。
だから、リスタイやメカテクで手首を固定したストローカーの方が安定していると思われます。
しかし、それはアマチュアレベルか日本のプロレベルなら通用する話です。

日本とは比較にならないくらいすそ野の広いアメリカのボウリング界の頂点であるPBAツアーで、TV決勝にいつも残っている顔ぶれには、リスタイやメカテクを着けている選手は皆無です。
女子プロでも着けていない選手の方が多いと思います。

それはなぜでしょうか?
彼ら、彼女らにとっては、「必要ない」し、逆に手首を固定してしまうと「手首のスナップを利かしたハイレブ投球ができない」から、だと思います。

日本でも最近は川添将太をはじめ、ストローカーではない素手で投げる選手がトップに位置する時代になってきましたが、その川添でもPBAでは通用していません。
それだけアメリカと日本のボウリングのレベルに差があるのです。
(日本のプロがPBAで優勝する日が来てほしいものですが)

ところで私はアマチュアだし、今さらプロを目指す年でもないので、アマチュアレベルで勝つことを求めるのなら、メカテクを着けてオールドスタイルで投げるのが近道かもしれません。
しかしそうしないのは何故か?
「カッコよくない」からです。

「カッコいい」ということは、どんなスポーツでも、非常に重要な要素だと思います。
先のPBAのトッププロにしてもやはりカッコいいです。
両手投げのベルモンテは非常に強いですが、私はあまり憧れないのです。
それはイマイチカッコ良くないからです。
それに対し、フェーガンやトミー・ジョーンズ、最近ではイギリスのドム・バレットのフォームはカッコよくて、ボールも強く、憧れます。

アマでも上手い人はいっぱいいます。しかし、上手くてカッコいい人は少ないです。
最近ローダウン投法が普及してきて、肘を大きく曲げてボールを抱え込み、ロフトぎみに投げてある程度のスピードとハイレブを実現している人を見かけます。
確かにボールは強いので、よくピンを倒しますが、バックスイングは小さく、スペアをとる時も同じ投げ方で、決してカッコよくないのです。

ローダウンの定義は難しいですが、前述の投げ方は、私はローダウンではないと思います。
手首と肘を柔らかく使い、鞭のようにしならせる投げ方で、一番典型的な人はクリス・バーンズだと思います。
彼もカッコよくて実力も実績もあるトッププロの代表です。

だから私もカッコよくて上手い人を目指します。



またまた久しぶりの更新です。

前回の記事で、一瞬カップのコツは”けん玉”だと書き、その方法をしばらく行いましたが、スイング中に上下方向の動きが入るのでスムーズなスイングにならず、せっかくバックスイングを大きくしても意味がなくなり、スピードを落としてしまいます。

そこで再度、「ローダウンWiKi」に書かれている方法、即ち肘も手首もブランブランの状態で、慣性力を利用した一瞬カップができる、というのを試してみましたが、どうしてもうまくできませんでした。

そして、渡邉 航明プロの本を買っちゃいました。
彼は”和製フェーガン”とも言える、綺麗なフォームでハイレブの投法です。
彼の書によると、「ラストステップで肩の動きが止まるときに自然と肘が曲がり、肘を伸ばす時にカップを作る」そうです。
それから、最初は軽いボールで練習したそうです。

ということで、現在この方法を練習中です。
「肘を伸ばす時にカップを作る」という動きが難しく、なかなかうまくできないのですが、”腕を内側に捩じるイメージでその捩じりが戻る時に手首を開放してスナップを利かす”動きが少しできるようになりました。

しかし、”けん玉カップ”の時もそうでしたが、スピナーになってしまうのです。
10ピンを取る時はストレートで投げるので、トラックはサムホールのすぐそばを通りますが、1投目はどうしても回そうという意識が強いのか、手首を回してしまっているようです。
なので最近は手首を回さず、手首を中指方向にこぼす意識で練習しています。
うまくできたときにはスピナーになっていません。

いずれにしても、一瞬カップは非常に難しいですね。
やはり練習しかないのか?...

↑このページのトップヘ